鳩山由紀夫首相は29日、昨年12月の完全失業率(季節調整値)が0・1ポイント改善し5・1%になったことについて、「全然、楽観はできない。まだ5%を超えている。多くの国民が働きたいけれども働けない状況は変わっていない」と述べた。首相公邸前で記者団に答えた。
首相は「(雇用を維持する企業を支援する)雇用調整助成金の拡充などの補正予算が昨日成立した。早く執行する。来年度予算(案)を早くあげて、早く執行する。働きたい方々の就職ができる環境を何としても作り上げていく努力が大切だ」と述べ、来年度予算案の早期成立に全力を挙げる考えを示した。
【関連記事】
・
09年の失業率、5・1%に大幅悪化 6年ぶりの高水準 ・
トヨタの加州工場閉鎖で100人がデモ ・
世界経済、2010年は2.7%成長見通し「回復弱い」 ・
派遣で生活55歳の新左翼活動家、失業手当を詐取容疑 ・
本当に“派遣村”なの? 存在意義めぐり議論 ・
<埼玉連続不審死>殺人容疑で女再逮捕へ 県警2月初めにも(毎日新聞)・
弁護側冒頭陳述「彼にとって掲示板とは何なのか」 秋葉原殺傷初公判(産経新聞)・
<掘り出しニュース>岩国市沖で白いナマコを捕獲(毎日新聞)・
「海外からでも納税できる」遼君、ネット申告PR(読売新聞)・
「いきなり府市解体」大阪市長が橋下構想に疑問(産経新聞)